「コミュニケーションが上手い人になりたい」
「コミュニケーション力ってどうしたら上達する?」
と考えていませんか。
結論として、コミュニケーションが上手い人に共通する特徴として、思いやりを大切にし相手を理解しようとしている点や、相手に親近感を湧かせることが得意である点が挙げられます。
コミュニケーション力に長けていると信頼関係を構築しやすく、またフリーランスとして仕事をしたい場合にコミュニケーション力は不可欠です。
コミュニケーション力がないと、あなたにいくら高いスキルがあっても案件獲得が難しくなります。
そもそも、誰だって積極的で気持ちの良いやり取りができる人と仕事をしたいと思うのは自然なことでしょう。
そこでこの記事では、コミュニケーション力を活かして実力以上の案件を獲得してきた私が、コミュニケーションが上手い人の特徴とコミュニケーションが上手い人になるために欠かせないポイントを紹介します。
コミュニケーション力を飛躍的に向上させたい人は、ぜひご覧ください。
コミュニケーションが上手い人の特徴10選!
はじめに、コミュニケーションが上手い人の特徴を10個紹介します。
コミュニケーション力の高さは独立や個人の副業に欠かせません。
それぞれ紹介しますので、ぜひやってみてくださいね。
- 特徴①:思いやりを大切にし相手を理解しようとしている
- 特徴②:相手と打ち解けて親近感を湧かせることを得意とする
- 特徴③:話していて安心感がある
- 特徴④:話の展開がわかりやすい
- 特徴⑤:例え話の使い方が上手い
- 特徴⑥:傾聴スキルが高い
- 特徴⑦:洞察力が鋭い
- 特徴⑧:どう伝わるかにアンテナを張っている
- 特徴⑨:向上心と学ぶ意欲が高い
- 特徴⑩:事前準備を徹底している
具体的にみていきましょう。
特徴①:思いやりを大切にし相手を理解しようとしている
思いやりを大切にし相手を理解しようとしていることは、コミュニケーションが上手い人がもっとも心がけていることです。
コミュニケーションが上手くなるためには、まず相手の尊厳を大切にし「知りたい」と思う気持ちが大切です。
相手を無下にすることなく、尊重しながら理解しようとする気持ちは、表情や態度に表れます。
相手の目を見て話すことはもちろん、「そうなんですね」「それは大変でしたね」など相手を思いやるための適切な相槌も、気持ちがあれば自然と出てくるでしょう。
上辺の優しさではなく、相手目線に立った深いコミュニケーションに努めることが大切です。
特徴②:相手と打ち解けて親近感を湧かせることを得意とする
相手と打ち解けて親近感を湧かせることを得意とする人も、コミュニケーションが上手い人の特徴です。
共通項を見出して話を盛り上げたり、相手が好きなことの話を聞いて質問をしたりと、要所で会話の流れを掴んで自然と話を広げていきます。
特に好きなことに興味を持ってもらえたことに相手は特に喜び、仲良く打ち解けやすくなるのです。
お互いに親近感が湧くことはもちろん、コミュニケーションにも一体感が生まれます。
特徴③:話していて安心感がある
話していて安心感があることも、コミュニケーションが上手い人の特徴です。
目を見て話してくれる、途中で口を挟まず最後まで話を聞いてくれる、話に共感してくれるなど、コミュニケーションにおいてこれらの行動は相手に安心感を与えます。
特に仕事の場面では、頭のいい人ほど、話を聞いてすぐに問題解決策を提示したがる傾向があります。
しかし実は、会話を通じて相手との信頼関係が生まれていないと、解決策が的確でも心理的に受け入れられてもらえないことがあるのです。
普段からやり取りをしていて信頼関係がある人なら問題ありませんが、基本的にはまず、コミュニケーションから信頼関係を構築し、そのうえで問題解決策を提示しましょう。
そのために安心感があるコミュニケーションを目指すことは非常に効果的です。
また言いにくいことを冗談まじりに笑いながら伝えれば、雰囲気を和ませながら主張をすることができ、円滑なコミュニケーションにつながります。
特徴④:話の展開がわかりやすい
話の展開が分かりやすいことも、コミュニケーションが上手い人の特徴です。
分かりやすい話の特徴として、PREP法の要素を含んでいることが挙げられます。
【PREP法とは?】
「結論」「理由」「具体例」「結論」の順番で相手に内容を伝える技法。
会話や文章執筆など、全てのコミュニケーションの場面で利用できる。
- P=Point(結論)
- R=Reason(理由)
- E=Example(事例、具体例)
- P=Point(結論を繰り返す)
コミュニケーションを取る際にPREP法を意識すると、話の内容を簡潔かつ分かりやすく伝えられます。
また自分が一方的に話すだけでなく、適切に質問を投げかけて上手く会話に参加させると、相手に当事者意識が生まれ、話を理解しやすくなるためおすすめです。
相手の反応を見ながら、相手が理解しやすい言葉を選び、内容を柔軟にコントロールできるとベストでしょう。
「結論から言うと〜」から始めると、頭の中を整理しながら会話できるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
関連記事:PREP法
特徴⑤:例え話の使い方が上手い
例え話の使い方がうまいことも、コミュニケーションが上手い人の特徴です。
仕事の話などで専門的な知識を要する場合、相手がその分野に精通していなければ理解できないケースがあるでしょう。
そのような場合に、相手の立場から理解しやすいシーンを想定して、目線を下げ分かりやすい例え話ができると、相手が内容を理解しやすくなります。
また例え話の使い方は、ビジネスの場面に限らずプライベートでも話を分かりやすくする方法としておすすめです。
例え話が分かりやすいと、その場のコミュニケーションが円滑になるため、日頃から意識的にやってみると良いでしょう。
特徴⑥:傾聴スキルが高い
傾聴スキルが高いことも、コミュニケーションが上手い人の特徴です。
傾聴スキルとは、相手の話を受動的に「聞く」のではなく、共感をしながら「聴く」ことを言います。
人は自分を認めてもらいたい承認欲求があり、承認欲求は話を聞いてもらうことで満たされるのです。きっとあなたも話を聞いてもらって満足した経験があるでしょう。
また共感しながら聴くことを意識すると、相手が発言している内容から、本当に伝えたい真意を理解できるようになります。
質問なども交えてしっかりと聴きながら相手が本当に考えていることを的確に引き出すのです。
これにより、最終的に相手が本当に知りたいことに辿りつきやすく、相手としても共感してもらったことで安心感を覚え、また話したいという気持ちになります。
特徴⑦:洞察力が鋭い
洞察力が鋭いことも、コミュニケーションが上手い人の特徴です。
洞察力が鋭いと相手の変化に素早く気づくことができるため、良質なコミュニケーションを生み出します。
相手の表情が普段と違ったり、会話中に話すスピードが急に落ちたり、逆に声が力強くなったりと、少しの変化を見逃さずにキャッチアップするのです。
これらの洞察力があるとコミュニケーションを適切に進められることはもちろん、相手の深い人間理解につながり、結果として相手が安心感を得られます。
感情の変化は言葉にも現れやすいので、見逃さないようにしっかりと向き合いましょう。
特徴⑧:どう伝わるかにアンテナを張っている
どう伝わるかにアンテナを張っていることも、コミュニケーションが上手い人の特徴です。
自分が発する言葉を相手がどのように受け取り、どう「伝わったか」に重きをおくことで、コミュニケーションミスを防げます。
例えば自分は「A」と伝えたつもりでも、相手の受け取り方によって「B」と伝わってしまうことは意外とあるものです。
ビジネスの場面において後日起こりがちな「こう伝えたんですけどね…」という展開に一度は出会ったことがあるのではないでしょうか。
これは伝え間違いや勘違いのケースもありますが、実は自分が伝えた内容に対して、相手が違う受け取り方をしたことによって発生していることもあるのです。
どれだけ上手に話したつもりでも、相手に曲解して伝わってしまっては意味がありません。
相手にどう伝わっているかにアンテナを貼り、自分の意図通りに話が伝わっているかを適宜確認しましょう。
特徴⑨:向上心と学ぶ意欲が高い
向上心と学ぶ意欲が高いことも、コミュニケーションが上手い人の特徴です。
人がそれぞれ経験してきたことは異なるため、会話中に初耳なことにも遭遇するでしょう。
また、どのような相手でも、あなたにとって新しい情報提供をしてくれたり、あなたが知らない経験をしてくれていたりするものです。
知識を得ることに向上心を持ち、年齢や性別に関係なく相手から学ぶ姿勢でいれば、相手へのリスペクトが生まれ、コミュニケーションは自然と円滑になります。
相手の生い立ちや経験に関心を向け興味を持つことは、相手にとっても嬉しいことであるため、ぜひやってみてくださいね。
特徴⑩:事前準備を徹底している
事前準備を徹底していることも、コミュニケーションが上手い人の特徴です。
コミュニケーション能力が高い人は、その場でスラスラ回答しているように見えるケースもありますが、実はしっかりと準備をしていることの方が多いでしょう。
特に会議やプレゼンの場面などでは、コミュニケーション能力が高いと感じる人ほど、準備を抜かりなく行っています。
また対面で会話をするような機会であっても、相手の情報を事前にリサーチし記憶しておくなど、コミュニケーションが上手くいくよう努力しているのです。
ビジネスの場面では特に、自分のことを知ってくれていると分かると、相手の印象は格段に良くなります。
事前準備の徹底を徹底すると、会話の雰囲気は格段に変わります。さらに自分の緊張感も和らぎますので、さまざまな面で効果的です。
コミュニケーションが上手い人になるために欠かせない1ポイント
コミュニケーションが上手い人になるために欠かせない1ポイントは「人間理解のレベルを高めること」です。
人の気持ちを理解するのが上手い人は、コミュニケーションはもちろん、ビジネスやマーケティングの場面において非常に結果がでやすくなります。
逆に言うと、人の気持ちを理解するのが下手な人は、何をやっても苦労します。
ビジネスやコミュニケーションは相手・お客さまありきのものですので、相手の気持ちをどれだけ深く理解できるかは避けて通れません。
つまり、多くの人の気持ちを理解できるようになることが必須と言えます。ここで役立つのが「フィルター」の概念です。
「フィルター」とは、人それぞれが持つ価値観や考え方のことです。
全ての人がそれぞれ価値観・考え方が違うのは、採用しているフィルターが違うからです。
多くのフィルターを理解すると人の気持ちがどんどん分かるようになり、そのときに相手の気持ちを考えることが人間理解につながります。
そこで重要となるのは、相手とコミュニケーションを取る際に「この人ってどのような生き方をしてきたんだろう?」と考えることです。
相手の話を聞きながら、自分が相手の気持ちになりきって、相手の人生を歩んでいるつもりで話を聞くと良いでしょう。
このように、相手の生き方や経験から持っているフィルターを理解できれば、コミュニケーションはスムーズになります。
相手のフィルターを理解することで話を良い方向に持っていきやすくなり、相手と意見が異なっても「それもフィルターの1つ」と解釈できるため、不要に衝突することもなくなるのです。
このように人間理解のレベルを上げることで、コミュニケーションが上手くなることはもちろん、ビジネスやマーケティングの成功に大きく近づけます。
まとめ|コミュニケーションが上手い人になると自分の成長にもつながる!
コミュニケーションが上手い人の特徴と、コミュニケーション上手になるための1ポイントを紹介しました。
結論として、コミュニケーションが上手い人の特徴は、以下の10点です。
- 思いやりを大切にし相手を理解しようとしている
- 相手と打ち解けて親近感を湧かせることを得意とする
- 話していて安心感がある
- 話の展開がわかりやすい
- 例え話の使い方が上手い
- 傾聴スキルが高い
- 洞察力が鋭い
- どう伝わるかにアンテナを張っている
- 向上心と学ぶ意欲が高い
- 事前準備を徹底している
加えて、コミュニケーションが上手い人になるために重要なこととして「人間理解を高めること」をおすすめしました。
深く人間を理解できるようになると、コミュニケーションだけでなくビジネスやマーケティングも上手くいきやすくなりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!