「マーケティングで集客を強くしたい!」
「苦労せずに集客するにはどうしたら良い…?」
と悩まれていませんか。
マーケティングにおける集客を考えるうえでは「返報性の原理」を理解し、これを取り入れることが欠かせません。
そこで「返報性の原理は知っているけれど、集客とどういう関係があるの?」と感じている方に向けて、
この記事ではマーケティングの集客と返報性の原理の関係性についてお話しします。
返報性の原理はマーケティングの集客に欠かせない
マーケティングで集客を行うには、「見返りを求めない返報性の原理」を活用することが欠かせません。
そもそも人はエネルギー体であり「大きく稼ぎたい」「成果を上げたい」と思ったら、エネルギーを上手に大きくしながら循環させていくことが重要です。
これに関してはマーケティングにおいても同様です。集客とは人を集めることであり、人は大きなエネルギーがあるところに集まるからです。
しかしエネルギーを循環させたいと思っても、実際のところ循環させられない人の方が大半と言えます。
結論としてその理由は、ほとんどの人が、人にエネルギーを提供する際に見返りを求めてしまっているからです!
つまり、自分が相手のために何かしてあげたときというのは、見返りを求めなければ実はちゃんと返ってきます。
しかしほとんどの人は無意識的に見返りを求めてしまっており、エネルギーを届けた相手は見返りを求められていることを感じ取ります。
結果、せっかくエネルギーを与えていても、相手が離れていってしまうのです。
マーケテイングにおいて返報性の原理を理解するためにも、この観点は非常に重要です。
そこで次章では、世のなかのほとんどの人が見返りを求めてしまう理由から解説します。
世のなかのほとんどの人は見返りを求めてしまう
マーケティングで集客するにあたり見返りを求めないことは非常に重要ですが、実際は世のなかのほとんどの人が見返りを求めてしまっています。
その理由の一つが、会社員やアルバイトなど、雇われて稼ぐという働き方に慣れてしまっている人が多いことです。
総務省発表の「労働力調査(2023年(令和5年)4月分)」によると、労働力人口6,930万人に対して雇用者は6,057万人ですから、87.4%の人が雇われる形で仕事をしていることがわかります。
そもそも表立って叫ばれていないものの、日本の学校教育カリキュラムはサラリーマン&官僚を大量生産することが目的であり、
高校や大学を卒業してサラリーマン(会社員)になるのが当たり前という風潮
↓
多くの人がサラリーマンとなり、雇われて稼ぐという働き方に慣れてしまう
9割近い人がこの流れに乗っているため、雇われて稼ぐことに慣れてしまうのはある程度やむを得ないでしょう。
(ちなみに雇われて働くという稼ぎ方が悪いとは思っているわけではありません。
受け取れる額や生活水準は別にして、多くの人が安定した生活を送れるのはこの仕組みがあるからです。
ただ「大きく稼ぎたい」と思ったら、別の方法を考える必要があるとは思ってます)
雇われるという稼ぎ方は、成果報酬型などの一部の報酬形態を除き、自分の時間の切り売り=自分のエネルギーの切り売りです。
つまり「時間とエネルギーを使うんだから、お金をもらえるのが当たり前でしょ」という捉え方になってしまうのは、もはや自然なことです。
実際に、私も会社員として働いていたときは
- 「残業代?もらって当たり前。だってその時間ぶん仕事してるもの」
- 「こんなに大変なのに、どうしてこれだけの給料なの?(ボーナス増やして)」
と、わりと文句たらたらでした。笑
何より「ギブ&テイクが当たり前だよね!」と思っていました。
よって、マーケティングにおいて集客や価値提供をしたい・独立して稼いでいきたいと思ったら、そもそものこの概念を180度変える必要があります。
返報性の原理がマーケティングにつながる理由と得られる効果
見返りを求めてしまう行為は、多くの人が無意識的にやってしまっていることであり、これ自体は仕方がないかなと思っています(私も気をつけます!)。
ただこれを続けている限り、マーケティングで集客は成功しません。
それではなぜ、見返りを手放すとマーケティングが成功するのでしょうか。
返報性の原理とは、相手から何かを受け取ったときに「受け取ったぶん何かお返しをしたいな!」という感じる心理効果のことです。
みなさんも誰かから何かをしてもらったときに「この人恩着せがましいな…」と感じたことはないでしょうか。
見返りを求めると、見返りを求めていることは空気感で相手に伝わってしまいます。
何かをしてもらったときに見返りを求められるのって、普通にだるいですよね?
多くの人はなんとなく嫌な気分になるため、見返りを求めていると伝わってしまうと、相手は離れていきます。
一方で、ギブ&テイクの概念を外して一切見返りを求めずに話をした場合、同じようにあなたが見返りを求めていないこともちゃんと伝わります。
見返りを求められない状態で何かをしてもらったときって、素直に嬉しいと思うんです。
見返りを求められなければ、純粋に「ありがとう!」となります。
さらに純粋に「ありがとう」のときって、同時に「相手に対して何かお返ししたいな」と思いませんか?
これこそが、返報性の原理なのです!
普段お世話になっていたり感謝を感じている人から「こういうイベントがあるから、よかったら来ませんか?」と声をかけられたら、多くの人は「ぜひ行きます!」となると思います。
ここで返報性の原理が働いているんですね。「お返ししたい」という気持ちがそのまま集客につながります。
このように見返りを求めないギブを続けることで、結果として集客につながるのです。
もはやテクニックではなく、見返りを求めないギブが自分の骨髄まで染み渡るような状態になれば、人生は大きく飛躍します。
本当に成功している人や大きく稼いでいる人は、常に一定量の寄付をしていたり、定期的にボランティアをしていたりします。
上手くいっている人は、見返りを求めずに行動することが習慣化しているんですね。
何かするときに、いちいち見返りを求めない。相手が喜んでくれたら嬉しい!おしまい!と自分のなかで落とし込んでいくことが大切です。
こうすることで循環するエネルギー量が最大化し、結果としてめちゃくちゃ豊かになります!
逆に言うと、豊かにならない理由は見返りを求めているからなんですね。
私も見返りを求めずギブし続けることを意識的にやっていきます!
【注意】ギブし続ける相手が悪いと返報性の原理は働かない
ちなみにギブし続ける相手が悪いと、返報性の原理が働かずに自分に何も戻ってこないことがあるので、注意しましょう。
エネルギーを何もしなくてももらえるのが当たり前だと思っているこじきのようなメンタルの人は、一定数いるからです。
言い換えると「エネルギーを奪うことに慣れている人」という感じですね。
こういう人たちにギブすると、彼らは奪うことを喜びとしているため、エネルギーは吸い取られっぱなしで終わります。
このような気質の人がもし周りにいるなら、そもそも付き合わない方が良いでしょう。
- 友達なら、こちらから連絡する頻度を減らして遠ざける
- 仕事関係で、ある人のせいで精神を蝕まれているなら、その人と仕事せずに済む状況を考える→悪影響が大きすぎるのなら、退職するのも一案
退職については、もしあなたが将来進むべき道を決めているのなら、その動きを取りやすいような仕事に変えるのも良いのでは?という提案です。
なんでもかんでも退職すれば良いとは思っていませんし、退職せずとも部署異動や担当変更によって解決できるというケースもあるでしょう。
ただ、自分が望まない状態がずっと続いていて、そのためにメンタル崩壊している状況や、理想の未来に向かう足枷になっている状況なら、一度検討してみるのも良いと思います。
話を戻すと、ギブしても返ってこない相手は確かにいますが、普通の感覚がある人と接点を持つことを意識するだけでOKです。
見返りを求めずに何かをしてもらったときに「ありがとう」という感情が湧いてくる人です。
感謝の気持ちが普通にある健全なメンタルの人とお付き合いして、自分はギブし続けていれば全て返ってきます。
まとめ:返報性の原理を生かすとマーケティングが効果的になる
返報性の原理がマーケティングの集客に欠かせないことをお伝えしました。
マーケティングの集客においては、LINE公式アカウントの活用もおすすめです。
例えばLINE公式アカウントに100人の登録があれば、そのうち10〜20人くらいはただ情報取る専(奪う人)で、残りの80人くらいが健全なメンタルの人でしょう。
その状態でも、自分がLINE公式アカウントに発信するエネルギーは変わらないので、健全な80人に向かって発信すれば良いです。
結果として健全な80人から何か返ってくる状態ができあがれば問題ありません。
ただ返ってくる状態はあくまで結果であり、「返してほしい」と望みながらギブするのでは見返りを求めている状態と同義になってしまうため注意しましょう。
常日頃から、多くの人に見返りを求めずギブすることを意識してやっていきましょう!
集客に強い人=見返りを求めずにギブする人 です!
今、私はWebマーケティングスクールで学んでいるのですが、LINE公式アカウントについて学習するのは少し先なので、これについてはまたお伝えしますね!
マーケティングで集客を強くしたければ、「返報性の原理」について理解をし、見返りを求めずにどんどんギブしていくことが大切です。
これができると長期で稼げるようになるので、ぜひ実践してみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。