「価値観が合わない人がいる…」
「上手く付き合うにはどうしたら良い?」
と悩んでいませんか。
結論として、価値観が合わないと感じる人の特徴は、以下の4点です。
- 自分の主張へのこだわりが強く他人の意見を受け入れない人
- 気分屋で感情の起伏が激しく機嫌によって言動が変わる人
- 一緒にいるとなぜか疲れたりイライラしたりする人
- 生まれ育ってきた環境や今置かれている境遇が自分と大きく異なる人
人間はそれぞれ個性があるため、全員と価値観が合うことはないものの、価値観が合わない人がいるとそれだけで心の負担にもなるでしょう。
価値観が合わない人とも上手く付き合えるようになれば、ストレスを大幅に減らすことも可能です。
そこでこの記事では、価値観が合わないと感じる人の特徴を紹介し、上手く付き合う方法や「価値観が合わない」という概念を根本から覆す考え方も紹介します。
この記事を読めば、価値観が合わない人と上手く付き合えるようになり、ストレスから解放されるでしょう。
価値観が合わないと感じる人の特徴4選
はじめに、価値観が合わないと感じる人の特徴を紹介します。
価値観が合わないと感じる人にはいろいろな方がいるかと思いますが、その理由は大きく以下の4つです。
- 特徴①:自分の主張へのこだわりが強く他人の意見を受け入れない人
- 特徴②:気分屋で感情の起伏が激しく機嫌によって言動が変わる人
- 特徴③:一緒にいるとなぜか疲れたりイライラしたりする人
- 特徴④:生まれ育ってきた環境や今置かれている境遇が自分と大きく異なる人
具体的に見ていきましょう!
特徴①:自分の主張へのこだわりが強く他人の意見を受け入れない人
自分の主張へのこだわりが強く他人の意見を受け入れない人は、価値観が合わない人の代表と言えます。
本来であれば、自分の考えに信念があることは素晴らしいのですが、自分の主張が絶対となると話は変わるでしょう。
他人の意見を受け入れない状態や自己中心的で協調性が一切ない状態では、仕事・プライベートともに支障を来たしてしまいます。
このような人は、自分の話ばかりしておいて人の話を聞かないこともよくあるのが特徴です。
周りの人から難しい人だと捉えられ、その人と全く同じ価値観でない限り、価値観が合わないと避けられてしまうパターンと言えます。
特徴②:気分屋で感情の起伏が激しく機嫌によって言動が変わる人
気分屋で感情の起伏が激しく機嫌によって言動が変わる人も、残念ながら価値観が合わない人でしょう。
人には感情の上下はあるものですが、あまりにも気分屋がすぎると不快な思いを感じるのは当然です。
その日の機嫌によってテンションや反応が異なると、用があって話しかける際に「今日は機嫌良いのかな、良い日だといいな…」というように、相手を萎縮させてしまうことも。
仕事で言うと、安定的に業務をこなすことも難しくなってしまいます。
一貫性がないために周りの人は疲れてしまい、一緒にいるのが嫌になるでしょう。
仕事の関係などで離別することが出来ないなら、かなりの苦行です。
特徴③:一緒にいるとなぜか疲れたりイライラしたりする人
一緒にいるとなぜか疲れたりイライラしたりする人も、価値観が合わない人と言えます。
会話や時間をともにしていて、何が嫌なのか明確にわからないものの、なんとなくイライラしたり疲れたりするという経験は、誰にでもあるでしょう。
人には個性がありますので、何が正解ということはありません。
しかし、話すテンポがゆっくりだったり、伝え方が回りくどかったりなど、人となりを掴み切れずに混乱することはあるものです。
よく分からない人と会話を続けることは、エネルギーを奪われることにもなります。
特徴④:生まれ育ってきた環境や今置かれている境遇が自分と大きく異なる人
生まれ育ってきた環境・今置かれている境遇が自分と大きく異なる人も、価値観が合わないと感じやすい人と言えます。
人は幼少期からの家庭環境によって、その後の人生に大きな影響を受けます。
親の厳しさや育て方、金銭感覚によって、普通に会話をしているだけでも違和感を覚えることはあるでしょう。
生まれ育った環境や境遇は全員違っても、大人になるにつれ様々な価値観を知り、良い塩梅に合わせる努力はできると思います。
それでも過去や現在の境遇があまりに正反対だと、会話をしていて何かがずれているように感じることがあるのです。
価値観が合わない人と上手く付き合う方法と解決策
価値観が合わない人と上手く付き合う方法と解決策を紹介します。
価値観が合わない人との人間関係で困っている人は、ぜひチェックして見てください。
- 解決策①:無理して相手に合わせることなく程よい距離感を保つ
- 解決策②:相手の興味や関心があることについて徹底的に聞いてみる
- 解決策③:相手の長所を探すことに注力してみる
- 解決策④:どうしてもストレスが溜まるなら付き合いを辞めても問題ない
それぞれ紹介していきます。
解決策①:無理して相手に合わせることなく程よい距離感を保つ
無理して相手に合わせることなく程よい距離感を保つことは、価値観が合わない人との付き合い方としておすすめです。
ストレスになるほど価値観が合わないと感じるなら、極力2人になることを避けましょう。
仕事関係の人なら、打ち合わせの際に誰かに同席してもらったり、職場の飲み会は欠席にしたりと、ストレスを減らすことを最優先にすることがおすすめです。
会話をする際の相槌として「そうなんですね」と言うことも効果的です。
「そうですね」だと相手に同意していることになってしまいますが、「そうなんですね」と言うと共感している雰囲気でありながら、実は同意していないのです。
それでも普通に会話は成り立つため、同意できないときの反応としてぜひ活用してみてください。
解決策②:相手の興味や関心があることについて徹底的に聞いてみる
相手の興味や関心があることについて徹底的に聞いてみることも、価値観が合わない人に対するおすすめの対処法です。
人は自分が好きなものの話を聞いてもらえると、気分がよくなります。同時に、質問をしてくれた相手への評価も高まります。
このため、価値観が合わないと感じる人がいても、まずは相手に質問をしながら聞き役に徹しましょう。
何か自分が知らない世界を知れるチャンスでもありますし、合わない人だと思っていたけれど、相手に興味を持ってしっかり聞いてみたら、意外と良い人だったということもありえます。
また「この人は自分を受け入れてくれる人だ」と思われると、自分の意見を聞き入れてもらいやすくなることも。
あまりにもストレスになるようであれば難しいですが、まずは無理のない範囲でやってみることをおすすめします。
解決策③:相手の長所を探すことに注力してみる
相手の長所を探すことに注力してみることも、価値観が合わない人への対処法として効果的です。
価値観が合わない相手だと思っても、その人にも長所があるはずです。長所は短所の裏返しとも言うように、見る角度を変えれば良い面が見えてくることもあります。
また相手の長所を見つけることで、自分の良いところにも気づけるようになるため、結果として自己肯定感も高めやすくなります。
相手の良いところを探すことは、仕事を円滑に進めるうえで大事なことです。
最初はキツイと感じることもあるかもしれませんが、ゲーム感覚でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
解決策④:どうしてもストレスが溜まるなら付き合いを辞めても問題ない
ここまで紹介した解決策をやってみても、どうしてもストレスが溜まる一方なら、その人とは付き合いを辞めても良いでしょう。
頑張ってコミュニケーションを取ろうと努力したものの、ストレスが解消されることなく限界を感じるなら、無理して付き合うことを辞めましょう。
あえてストレスが溜まる道を選ぶことにメリットはありませんし、どうしても価値観が合わない人は一定数存在します。
頑張って関わった自分を承認しつつ、良い関係を築ける人と接点を持つと良いでしょう。
そもそも「価値観が合わない」という考え方を持たない方が人生は上手くいく
そもそも論になりますが「価値観が合わない」という考えを持たなければ、価値観が合わない人がいてどうしよう…という悩みは全て消え去ります。
というのも、1人として自分と同じ人間はいないため、100%自分と価値観が同じ人もいるわけないからです。
さらに「価値観が合わない」と相手を拒否してしまうと、自分の成長は止まってしまいます。
相手を受け入れないことで自分にない考え方を取り入れる機会が減り、自分の枠も広がらないためです。
このサイトでは、各自が持つ価値観・考え方のことを「フィルター」と呼んでいます。
自分と価値観が合わない人をよく知る努力をすると、自分のフィルターが増えていきます。
フィルターが増えると同時に自分の価値観の枠も広がるため、柔軟な考え方ができるようになったり、状況に応じた最適解を出しやすくなったりするのです。
このとき、必ずしも相手のフィルターを受け入れる必要はありません。受け入れずに「そういう考え方もあるんだ!」と理解すればOKです。
価値観が合わないのに無理して受け入れようとするから苦しいのです。
価値観が合わない人に出会ったら「この人は自分とは別の物語を生きている人だ」と捉えて、1つのフィルターを追加することをぜひやってみてください。
まとめ|多くの人の価値観を受け入れるとより柔軟な自分になれる!
価値観が合わないと感じる人の特徴とその対処法を紹介しました。
価値観が合わないと感じることは、時に辛さとなることもあるでしょう。
しかしピンチはチャンスという言葉があるように、自分にない価値観を受け入れることは、あなたの可能性を大きく広げることにもつながります。
そのときに、無理して合わせたり、認めたりする必要はありません。「あ、そういう考え方もあるんだな」と捉えるだけでOKです。
価値観=フィルターを受け入れることに、ぜひチャレンジして見てくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!