「自分をコントロールするには、どう行動したら良い?」
「勉強をしようと思っても、ついサボってしまう…」
とお悩みですね。
結論として、自分をコントロールし理想を実現するには、自分をコントロールするための具体的な価値観・考え方を知ったうえで、具体的な行動に落とし込むことが欠かせません。
ただ、その「行動」ができなくて困っているという人は多いでしょう。
行動できないのはモチベーションが下がっているからと考える人もいますが、仮にそうだとしても、仕事はモチベーション次第でやるやらないを決めるものではありません。
成功するためには、やる気の有無に関わらずいつでも行動に着地するための仕組みや方法を考え、行動に落とし込んだうえで着実にやり続けることが必須です。
そこでこの記事では、自分をコントロールするための具体的な行動を紹介します。
なお、自分をコントロールするための具体的な行動を知る前に、前提となる価値観・考え方を押さえることが大事ですので、まだチェックされていない方はこちらからお読みください。
この記事を読めば、自分をコントロールするための行動がわかり、モチベーションに左右されずに仕事ができるようになります。
自分をコントロールするためにおすすめの具体的行動7選
自分をコントロールするためにおすすめする具体的行動を7つ紹介します。
前提となる価値観・考え方を知ったうえで、以下の行動をやってみてくださいね。
- 行動①:規則正しい生活をして体調管理をする
- 行動②:発する言葉や考え方をポジティブなものに変える
- 行動③:小さな成功体験を毎日積み重ねる
- 行動④:やるべきことや感情を紙に書き出し客観視してみる
- 行動⑤:目標までの過程を細分化し一つずつ達成していく
- 行動⑥:自分がストレスを感じない環境を整える
- 行動⑦:アンガーマネジメントを身につける
具体的に見ていきましょう。
行動①:規則正しい生活をして体調管理をする
規則正しい行動をして体調管理をすることは、自分をコントロールする行動としてまずやるべきことです。
毎朝同じ時刻に起きる、食事をきちんと摂る、お昼の時間帯に活発に動き、しっかりとお風呂に入り、同じ時刻に寝る、というように規則正しい生活をすると心身が整います。
毎日の生活リズムが崩れると、何かハプニングが発生した際に悪い方向に考えてしまいやすくなるなど、メンタルに影響を及ぼしやすくなるため、注意が必要です。
やることが多くて忙しくなりがちですが、自分をコントロールしたいなら、できる限り規則正しい生活を心がけましょう。
体調管理の具体的な方法は、以下の記事でも紹介しています。
行動②:発する言葉や考え方をポジティブなものに変える
発する言葉や考え方をポジティブなものに変えることも、自分をコントロールするために必須です。
自分をコントロールできない人の多くは、物事をネガティブに捉える思考回路になっていたり、周囲の環境や物事の変化に対して感情的に反応してしまったりする特徴があります。
このため自分をコントロールしたいと思ったら、自分の根底にある考え方の癖を変える必要があり、そのためには発する言葉を変えることが効果的なのです。
あの有名なマザーテレサも、このような名言を残しています。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
自分が発した言葉は、自分が一番聞いています。どのような言葉を使うのかは、自分の選択です。
愚痴や悪口を発していると、その内容が自分に降りかかってしまいます。
目標を持って頑張り出すといろいろなことが起きますが、全ては人生の経験値となって自分に蓄えられます。
もし悪いことが起きても憂うのではなく、ポジティブに解釈し、発言することで自分をコントロールすることにつなげていきましょう。
行動③:小さな成功体験を毎日積み重ねる
小さな成功体験を毎日積み重ねることも、自分をコントロールするための行動として効果的です。
「このまま頑張って、本当に成功できるのかな…」と不安になってしまい、なんとなく嫌になって遊んでしまったり、サボってしまったりすることもあるでしょう。
人は、定めた目標が今の現状からかけ離れていたり、あまりにも長期的であったりすると、最後までやり抜きにくくなるという特徴があります。
結果として、目の前に霧がかかったような状態になり、自分を思うようにコントロールできなくなるのです。
そこでおすすめするのが、毎日必ず達成できる小さな目標を設定することです。
- Webマーケティングの本を1ページでも読む
- サプリメントを摂る
- スクワットを1回だけやる
このように、毎日必ず達成できる目標を3つ設定しましょう。ポイントとなるのは、達成のハードルが高すぎないものを選ぶことです。
達成のハードルが高いと、結局達成できずに挫折してしまうからです。ただし、すでに習慣化していること(歯を磨くなど)を目標設定することは避けてください。
また毎日の目標達成が習慣化したら、目標の内容をアップデートし、次の新しい目標を立てると良いでしょう。
まだ習慣化していないけれど「必ずやればできる」ことをやり続けることで、自分への自信は着実に高まります。
自信がつくことで自己肯定感が高まり、自分をコントロールしやすくなるのです。
行動④:やるべきことや感情を紙に書き出し客観視してみる
やるべきことや感情を紙に書き出し客観視することも、自分をコントロールするため効果的です。
自分をコントロールできない人の特徴として、自分の感情や置かれている状況を客観視できないことが挙げられます。
感情的になったままイライラしてしまい、負のエネルギーMAXの状態になってしまうこともしばしばあるでしょう。
そこで「自分が感情的になっているな」「混乱しているな」と思ったら、頭の中を紙に書き出すことをおすすめします。
今どう感じているのか、なぜそうなったと思うのか、これからどうしたいのか、なぜ迷っているのかなど、頭の中にあることを紙面上に展開しましょう。
紙に書き出すことで自分の感情が可視化され、客観的に向き合えることから自分をコントロールすることに繋がります。
行動⑤:目標までの過程を細分化し一つずつ達成していく
目標までの過程を細分化し一つずつ達成していくことも、自分をコントロールするためにおすすめの方法です。
「半年後までにブログを100記事書く」「1年後までに月収30万円稼げるようになる」と長期的な目標を決めたら、その目標を細分化しましょう。
目標を細分化する方法
例えば、半年後=6ヶ月後までにブログを100記事書く場合
- 1ヶ月あたり= 100記事 ÷ 6ヶ月 =16.666・・・ → 17記事
- 1週あたり= 17記事 ÷ 4週 =4.25 → 5記事
- 1日あたり = 5記事 ÷ 7日 = 0.714・・・ →3/4記事
1日あたりで1記事の約3/4を書いていけば、6ヶ月で100記事を達成することがわかる
このように目標を細分化し、地道に達成していきます。
達成のポイントが毎日あることでやるべきタスクが明確化し、さらに目標を達成することで自己肯定感も高まります。
また万が一未達の日があったとしても、上記の例で言うと1週あたり5記事を達成すれば間に合うわけですから、マメに軌道修正することで計画倒れを防ぎやすくなるでしょう。
このように、目標までの過程を細分化し一つずつ達成することで、自分をコントロールしやすくなるのです。
行動⑥:自分がストレスを感じない環境を整える
自分がストレスを感じない環境を整えることも、自分をコントロールするために必要なことです。
自分をコントロールする力は、毎日の感情によっても左右されます。特にメンタルに不調をきたしていると、自分をコントロールすることが叶わなくなってしまうのです。
特に独立を目指して走り出したばかりの頃や、副業を始めた頃は、やることが増え物理的に忙しくなること間違いなしです。
このため、フィジカル面での健康状態を完璧に保つことは難しいかもしれません。多少の睡眠不足や疲れを感じることはあるでしょう。
ただこのような状況下でも、目標を持って頑張る毎日が楽しいと感じたり、忙しいながらも充実感を得ていたりすれば、メンタル面の健康を保つことは十分に可能です。
むしろ忙しくて充実していること自体が、毎日の活力になることさえあります。
1点気をつけるべきは、忙しくなったことで以前からの本業に影響が出てしまったり、仕事中にうたた寝して怒られたりと、上手くバランスが取れなくなりストレスが溜まることがある点です。
上手く受け流せる人であれば問題はないものの、真面目な人ほど全て完璧に取り組むことを目指してしまい、パンクしてしまうことはよくあります。
メンタルが蝕まれるような状態で毎日を過ごすのは、本業とその他の仕事の両方に悪影響を及ぼすでしょう。
結果として、誰も得しない状況に陥ることも大いに考えられます。
もし新しいチャレンジを始めたことで大きなストレスを感じるなら、自分の人生における優先順位は何かを考えることがおすすめです。
- 将来的に独立する予定→激務の会社を退職し定時で帰れる会社に転職する
- 会社員としてキャリアを積みながら副業をしたい→会社の仕事を優先しつつ、ペースを落として副業の勉強やタスクを進める
こうなってしまった場合に取るべき対応は、人によって異なります。
ネガティブなストレスを減らすことで全てが加速度的に上手くいきやすくなるため、自分をコントロールするためにも、しっかり検討してみてくださいね。
行動⑦:アンガーマネジメントを身につける
アンガーマネジメントを身につけることも、自分をコントロールするために効果的です。
アンガーマネジメントとは「怒りの感情にどう上手に付き合うかを考える心理トレーニング」のことで、怒るべき場面と怒る必要がない場面を分け、怒りをコントロールします。
まずやりやすい方法としては、怒りを感じたら6秒間我慢しましょう!
反射的に怒らないことで自分へのストレスを軽減でき、もちろん自分をコントロールすることにもつながります。
6秒ルールに慣れてきたら、怒りを点数化することもおすすめです。
大爆発を10点とすると今の怒りは7点、というように点数化することで、自らの怒りを客観視でき、本当に怒る必要があるのかを冷静に判断できるようになります。
アンガーマネジメントを取り入れ、自分をコントロールしてみてくださいね。
自分をコントロールすることに苦慮する人が押さえるべきコツ
頭では理解をしても、自分をコントロールすることに苦慮する場合は、以下のコツを押さえると良いでしょう。
- 自分の中に余裕を持ち冷静でいることを目指す
- 自分を客観視できないときは、信頼できる人に相談してみる
- 自分をコントロールできるようになるには時間がかかることを認識する
取り入れるべき価値観・考え方ややるべき行動は理解しても、どうしても忙しくて自分をコントロールするのが難しいと感じる人もいるでしょう。
そのような人はまず、自分の中に余裕を持ち冷静さを保とうと意識することが大切です。意識を向けてアンテナを貼るだけでも、行動に落とし込みやすくなります。
また自分を客観視できないときは、信頼できる人に相談することも有用です。
他者から見た自分を知ることで、会話の中から解決策を探りやすく、対話を重ねることで自分を素直に受け入れやすくなります。
自分を受け入れられると、結果として自分をコントロールしやすくなるでしょう。
最後に、自分をコントロールできるようになるには時間がかかるものです。一朝一夕で身につくものではありません。
人生は長いですから、焦らず着実に身につけていきましょう。
まとめ|自分をコントロールする力を身につけながら、理想の未来に突き進もう!
自分をコントロールするためにおすすめの、具体的行動を紹介しました。
結論として、自分をコントロールするためにおすすめの行動は、以下の7選です。
- 規則正しい生活をして体調管理をする
- 発する言葉や考え方をポジティブなものに変える
- 小さな成功体験を毎日積み重ねる
- やるべきことや感情を紙に書き出し客観視してみる
- 目標までの過程を細分化し一つずつ達成していく
- 自分がストレスを感じない環境を整える
- アンガーマネジメントを身につける
自分をコントロールするための価値観と考え方を身につけたうえで行動に落とし込むのは、時間がかかります。
すぐに身につけるのが難しくても、自分に向き合いながら毎日を誠実に積み重ねていきましょう。
自分を自在にコントロールして求める未来を手に入れるためにも、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
また「自分と向き合うこと」はWebマーケティングを学ぶうえでも非常に大切です。
あなたの毎日が充実したものとなり、理想の未来を叶えられることを願っています。