「自分をコントロールする方法を知りたい」
「将来のために勉強しようと思っても、ついサボってしまう…」
とお悩みですね。
自分をコントロールすることは、会社の仕事を頑張りたい人はもちろん、独立してフリーランスになりたい人、副業で稼ぎたい人にとって絶対に欠かせません。
特に本業をやりながら将来に向けて努力を始めたばかりのときは、時間が足りず忙しくなりがちであり、ほとんどの人が直面する課題と言っても良いでしょう。
そこでこの記事では、自分をコントロールする方法の価値観考え方編について、解説します。
この記事を読めば、自分をコントロールできるようになり、理想の自分に大きく近づくことができます。
自分をコントロールする方法【価値観・考え方編】
初めに、自分をコントロールする方法の価値観・考え方編を紹介します。
前提として、今までに自分をコントロールできていれば、ビジネスやスポーツなど何かしらの分野で結果を出しているはずです。
実際に、そのような経験がある方もいらっしゃるでしょう。学生時代の部活なども、それに含まれると思います。
自分をコントロールしたいと考えたら、まずはそのために必要な価値観・考え方(物事に対する捉え方)を知ることが非常に重要です。
行動については後述しますが、行動だけやってみたところで、頭の中がネガティブなら上手くいくものも上手くいかないからです。
いわゆる「心の持ちよう」によって、自分をコントロールできるようになることはもちろん、人生は大きく変化します!
- 価値観①:自分がどうなりたいか・どう在りたいかを明確にする
- 価値観②:全ての出来事は自分の選択で起きていることを理解する
- 価値観③:自分の管理下にあるものとないものを切り分ける
- 価値観④:失敗は経験かつ財産で次の行動に活かすものと捉える
- 価値観⑤:完璧主義をやめて出来ている部分を見る癖付けをする
- 価値観⑥:根拠のない自信を持つ
それでは、見ていきましょう!
価値観①:自分がどうなりたいか・どう在りたいかを明確にする
自分をコントロールする方法の1つ目は、「自分がどうなりたいか・どう在りたいか」を明確にすることです。
独立や副業で収入を得ることを目指している人は、多かれ少なかれ「こうなりたい」という思いがあって動き始めていると思います。
そう思ってスタートしても、いざ目の前のタスクをやるときに「やっぱり面倒だな…」と思ってしまうことは多いものです。
こんなときは、「自分がどうなりたいか」「どう在りたいか」を明確に描きましょう。
- どうなりたい:独立して月収50万円を稼ぎたい
…会社に頼らず毎月50万円を稼ぎ出す人はどんな人かを具体的に考える
- どう在りたい:やるべきことをやり続けるかっこいいビジネスパーソンでいたい
…その人はどんな人で、どんなことをしている?(ゴロゴロせずに勉強しそう)
このように、自分が将来どうなりたいのか、どのような自分で生きていたいのか、人生における理想像を明確にすることが大切です。
誘惑に負けそうになったら「自分はどうなりたいんだっけ?」というところに立ち返ると、自分をコントロールすることにつながり、やるべきタスクに向かえるようになります。
なお、思いがあってもダラけてしまうのは、人間の現状維持メカニズムである「ホメオスタシス」が働いているためです。
ホメオスタシスについては、こちらの記事をご覧ください。
価値観②:全ての出来事は自分の選択で起きていることを理解する
自分をコントロールする方法における2つ目の考え方は、全ての出来事は自分の選択によるものである点を理解することです。
会社員として仕事をしていると、「この間違い・誤りは◯◯さん/◯◯部が悪い」というように、起きた出来事を自分以外の何かのせいにできることが多いでしょう。
会社という組織で行動する際には、責任の所在を明確化することが必要であるため、これに関しては正直やむを得ません。
良いことだけでなく、悪いことも含めて誰も責任をもたないものが発生してしまうと、社内が無法地帯となってしまい、組織が崩壊してしまうからです。
一方で、独立を目指す人、副業など個人で仕事をしたい人の場合は「目の前の事象は全て、自分の選択によるものである」と考えることが大切です。
- 電車が遅れて遅刻してしまった
→遅延する可能性を考えて30分早く家を出れば間に合ったのでは - クライアントの返事が遅かったせいで納品が間に合わなかった
→もっと早く連絡をしていれば納期に間に合うタイミングで返事をもらえたのでは - 理不尽なことで取引先から怒られた
→そもそもこの案件を選んだのは自分
→自分にもっと実力をつけていれば、こんな言われ方はされないだろう - 業界全体がネガティブで、仕事をしていると気分が落ち込む
→この業界を選んだ(辞めずに続ける)選択をしているのは自分
このように目の前で起きていることを全て「自分が起点で選んでいる」と捉えることで、良い意味で諦めがつきます。
何か起きるたびに「自分が悪くない、◯◯さんが悪い」と考えていては、自分の感情の動きを他人に預けてしまうことになります。
何よりも毎回人のせいにしていては、自分の成長から大きく遠ざかってしまうのです。
変えられる・コントロールできるのは自分自身だけであり、他人や周りの環境は自分の力では変えられません。
意に沿わないことが起きたときに「これは自分の選択によるものだ」と解釈することで、「では次どうするか」という次のアクションを考える力もつきます。
自分をコントロールするために、目の前の出来事に対する解釈を変えていきましょう。
価値観③:自分の管理下にあるものとないものを切り分ける
自分の管理下にあるものとないものを切り分けることも、自分をコントロールする方法として大切なことです。
- 自分の管理下に「ある」もの:自分の考え方や捉え方&行動
- 自分の管理下に「ない」もの:上記以外のもの全て(他人・事情・状況など)
自分の管理下にあるものは「自分の考え方や捉え方と行動」のみです!
自分の管理下にないものを変えることはできません。また、他人を変えようとするとドツボにはまります。なぜなら、実現不可能なことにチャレンジしているからです。
近い関係の人(家族やパートナー、恋人など)にやりがちなのが、他人の嫌なところや直して欲しいところに対してあれこれ言って、どうにか他人を変えようする行為です。
「良い関係を築きたい」という目的で、直して欲しいポイントなどを伝えるのは良いでしょう。ただしその場合も、それ以上の期待はしないことをおすすめします。
人は変わることができますが、それはあくまで「本人が変えたいと願って行動した場合のみ」です。自分の力だけで他人を変えることは100%不可能と言えます。
また事情や状況も変えられないものが多数です。世界情勢や競合他社の業績、ライバルの営業成果などは自分で変えることが出来ません。
変えられないもの=自分の管理下ないものを憂いても、何かが好転することはありません。
自分の管理下にあることとないことを正確に切り分けして、自分自身がやるべきことに集中することは、自分をコントロールするうえでとても重要です。
価値観④:失敗は経験かつ財産で次の行動に活かすものと捉える
失敗は経験かつ財産で、次の行動に活かすものと捉えることも、自分をコントロールすることに有効な方法です。
独立や副業しようと思って努力を始めたとき、最初から百発百中でうまくいく人は極めて少ないです。
例えば、副業でWebライティングの仕事をしようと思っても、初めて案件を受けたときは時給100円くらいの計算になることもあるでしょう。
この状況に陥ったとき、あなたはこれを「失敗」と捉えますか。それとも「経験」と捉えますか?
確かに時給100円では生活できるだけの収入を得ることは難しいですし、その結果に絶望してしまう気持ちも理解します。
しかし誰だって走り出したときは初めてであり、出来ないところからスタートするものです。裏を返すと、いきなりプロと同じ成果をだせる人はいません。
何度もチャレンジしながら失敗という名の経験を重ねていくからこそ、力がついて徐々にできることが増え、やり続けることで結果・成果に結びつくものです。
ミスをしたときも同様に、やってしまった失敗をいつまでも引きずっていては、集中力の欠如を招き、判断を誤ってしまいます。
失敗を1つもせずに人生を終えられる人はいません。失敗=次に行動に活かせる貴重な経験と捉え、自分をコントロールしていきましょう。
価値観⑤:完璧主義をやめて出来ている部分を見る癖付けをする
完璧主義をやめて出来ている部分を見る癖付けをすることも、自分をコントロールするうえで大切な考え方です。
大変申し訳ありませんが「私、完璧主義なんです」という人ほど、仕事が出来ないように感じます。笑
かくいう私も、会社員だった頃はそうでした。完璧主義な人の特徴は、具体的に以下の8点です。
- 重箱のすみをつつくような「重要でない少数」にこだわる
- 「時間=有限」という概念がない
- 自分がやりたいことを優先している
- 自分の欠点をさらけ出すことに免疫がない
- なんでも自分一人でこなそうとするためタスクが遅延しがち
- 自他ともに失敗を許容できず柔軟性がない
- ルールや規則に縛られすぎている
- 「良いところ」よりも「悪いところ」に目が向く
いかがでしょうか。このように、完璧主義は端から見れば愚かで迷惑極まりないことをまず認識しましょう。笑
他人に迷惑かけまくりの完璧主義ですが、何よりも「完璧主義」でいると必ず100点からマイナスしていく考え方になるため、本人が一番辛いです。
自分が思う100点を取れないことにイライラすれば、ストレスが溜まるでしょう。
そもそも「完璧」とは自分のものさしで測った基準であり、人が変われば完璧の内容も変わります。
つまりあなたが自分の完璧=100点を出したとしても、他人から見たら40点かもしれないのです。そう考えると完璧主義であることは、もはやなんの意味もなしません。
自分をコントロールするためにも、完璧主義を手放して、出来ているところを見る癖付けをしましょう。
100点満点中80点なら、意識的にその80点を見て自分を承認するのです。
特に何かを学んで習得し始めたばかりの頃は、一定レベルまでは集中してやれば伸びていきます。
完璧を目指すことは素晴らしいですが、それにこだわりすぎてしまうと貴重な時間を失い、伸びるものも伸びなくなってしまいます。
出来ないこと、分からないことを解決しようとこだわり続けるのではなく、分からないなりに前に進みながら、同時進行で解決を目指すことが大切です。
出来ているところを見ながら物事を前に進め続けることで、自分を自分で満たすことができ、自分のメンタルをコントロールしやすくなります。
価値観⑥:根拠のない自信を持つ
根拠のない自信を持つことも、自分をコントロールするために有効な方法です。
誰もが今までに何かを成し遂げた経験があるとは限りません。
今成功しているあの人だって、1つ目の成功体験を得るまでは、成功体験を得たことがなかったはずです。
自信は経験に裏打ちされるものですので、現時点で成功体験がない人は自信がない場合も多いでしょう。
根拠のない自信とは、根拠なく「自分ならできるはずだ」「きっと大丈夫」と確信することです。
その根底にあるのは自分への絶対的な信頼感であり、ポジティブな思い込みやハッタリと似ています。
ではなぜ根拠のない自信を持つことが、自分をコントロールすることにつながるのでしょうか。
実は、根拠のない自信は崩れません。なぜなら、根拠がないからです。笑
一方で根拠のある自信は、その根拠(実績など)が崩されると、同時に自信まで失ってしまうという危険性をはらみます。
また出来ないと思ってしまうと、行動にブレーキをかけやる気を失うことが起きがちですが、自分はできると信じれば、その自信が行動の原動力にもなります。
行動することで自分への確信が生まれ、自分への確信があるからまた行動したくなるという好循環にハマるのです!
当然、行動し続けることで好循環にハマればメンタルも安定します。
このように根拠のない自信を持つことで行動を引き起こされ、結果として自分をコントロールすることにつながるのです。
自分をコントロールする方法を身につけると、物事を成し遂げやすくなる!
自分をコントロールする方法を身につけると、物事を成し遂げやすくなります!
自分を思いのままにコントロールできるようになると、以下のことが実現します。
- 自分を意図した通りに努力させる
- 自分をコントロールして、やるべきタスクを必ずやる
- 面倒なこともうまく自分に向けて達成させる
大半の人が成功しないのは、これができていないためなのです。
自分をコントロールできないと、やるべきことをやらない→アウトプットが少なくなる→成功しないという悪循環にハマってしまいます。
では、自分を自由にコントロールできるようになるために何から始めれば良いかという話ですが、最初にやるべきことは「自分と向き合うこと」です。
自分をコントロールするための価値観・考え方を知っていても、人それぞれ性格や頑張る目的、大事にしていることは異なります。
自分に徹底的に向き合いながら、1章でお伝えした価値観を取り入れていただければ、より効果的に自分を動かせるでしょう。
また自分と向き合うことで、Webマーケティングに欠かせない「人間理解」も深まります。
自分と向き合うことについては、以下の記事をぜひ参考にしてくださいね。
まとめ|自分をコントロールする方法を知ると、理想の自分に大きく近づく!
自分をコントロールする方法の価値観・考え方編について、解説しました。
結論として、自分をコントロールするための価値観・考え方は、以下の6点です。
- 自分がどうなりたいか・どう在りたいかを明確にする
- 全ての出来事は自分の選択で起きていることを理解する
- 自分の管理下にあるものとないものを切り分けする
- 失敗は経験かつ財産で次の行動に活かすものと捉える
- 完璧主義をやめて出来ている部分を見る癖付けをする
- 根拠のない自信を持つ
今回お伝えした内容を参考に、ご自身が望む未来にぜひ歩みを進めてみてくださいね。
また、自分をコントロールするための具体的な方法(行動編)はこちらの記事で解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
あなたが理想の未来を手に入れて、輝かしい人生を送られることを願っています。