「今話題のちょんまげ小僧って?」
「どうして人気なの?」
ちょんまげ小僧とは、2023年夏に爆発的にヒットした中学生YouTuberで、個性あふれる6人のメンバーが人気を得ているのが特徴です。
この記事では、話題の中学生YouTuberであるちょんまげ小僧のメンバーや人気の理由について解説します。
ちょんまげ小僧とはどのようなグループなのか、なぜ人気なのかを知りたい方はぜひご覧ください。
ちょんまげ小僧とは?メンバープロフィールを紹介
出典:Instagram
ちょんまげ小僧とは、2023年7月に突如として話題となった6人組の中学生YouTuberです。
7月中旬時点で約1,000人だったチャンネル登録者数を夏休み期間中だけで爆伸びさせ、約1ヶ月後の同年8月21日にチャンネル登録者数100万人を達成しています。
「ひき肉です!」などメンバーの特徴的な挨拶が話題となるなど、今もっとも勢いのあるYouTuberです。
まずはメンバーのプロフィールを見ていきましょう!
メンバープロフ①:ちょんまげ小僧
グループのリーダーであるちょんまげ小僧くん。動画内では「ちょん」と呼ばれていることも多いです。
グループ名でもある「ちょんまげ小僧」は、YouTubeを立ち上げた最初の動画でちょんくんの髪の毛がちょんまげになっていたことから由来しています。
野球部に所属しているとインスタライブで公表しており、スポーツ少年であることが分かります。
一方で、以下の動画からわかるように、勉強はあまり好きではないみたいですね(ちなみにゲームは野球ですね)。
学校の授業・部活・YouTubeを両立しているだけでも、すごい!と思ってしまいます。
メンバープロフ②:ナマズ
ナマズくんは、ちょんまげ小僧の中心的メンバーで、動画の編集を担当していることでも有名です。
「大人顔負けの編集技術!」と評判が高く、撮影から編集・サムネイル作成まで全て1人でこなしているんだとか。
編集技術の高さもちょんまげ小僧が注目された理由の1つです。
ナマズくんはグループの中でより重要な役割を担っていることが分かりますね!
メンバープロフ③:イソ・ギンチャク
イソ・ギンチャクくんは、独特のセンスの持ち主でグループ内のムードメーカー的な存在です。
小柄でお調子者であることから「かわいい!」と人気が高く、またダンスが得意なメンバーでもあります。
髪型を坊主にしたり前髪をぱっつんにしたりと、体を張っているのも見ていて楽しいですね。笑
また時おり見せる服のセンスの良さに驚く人も多いです!
メンバープロフ④:ひき肉
ひき肉くんは、あの有名な「ひき肉です!」の挨拶をするメンバーです。
この独特の挨拶は、ちょんまげ小僧が一躍有名なったきっかけの1つでもあります。
夏の暑い日にX(旧Twitter)のトレンドに乗り続ける「ひき肉」って何?と思った方も多いのではないでしょうか。
ちなみに練りに練って生み出した挨拶というわけではないようで、YouTuberの先輩であるフィッシャーズさんからも「天才」と言われるほど。
お子さんがいる友人に聞いたら、夏休み明けの小学校でも「ひき肉です!」が大流行りしているそうです。笑
メンバープロフ⑤:右足
ちょんまげ小僧のなかで一番背が高い右足くん。なんと中1にして170cm近いんだとか。
身長のせいか、落ち着いているようにも見えます。また、スポーツはバスケをやっているそうです。
今は右足という名前ですが、バズる前は「片足」という名前だった時代も。
右足に改名した理由は、コンプライアンスを考慮したため(片足だと障がい者の差別になる可能性がある)とのことで、中学生でもしっかり配慮できる点に感心してしまいますね。
メンバープロフ⑥:パンダ
パンダくんはちょんまげ小僧のなかでも「イケメン」「おしゃれ番長」と呼び声高いメンバーです。
6人のメンバーのなかでは動画出演は少ない方ですが、整った顔立ちやファッションセンスの良さから女性人気を得ているのもうなづけます。
ちなみに服は親ではなく自分で選んでいるとのこと!中1なのにすごい・・・
ちょんまげ小僧が人気の理由5選
夏休みの1ヶ月でチャンネル登録者数が急激に増え、一躍人気者となったちょんまげ小僧。
人気が高く愛される理由は以下の5つだと考えます。
それぞれ見ていきましょう!
理由①:等身大で楽しんでいるのが伝わる
ちょんまげ小僧が人気の理由1つ目は、等身大で楽しんでいるのが伝わることです。
動画の多くは、中学生であるメンバーが地元の公園やゲームセンターで遊ぶというまさに等身大の姿。
そんな等身大の彼らが「自分たちが一番楽しんで動画を撮っている」ということが伝わって来て、親近感や好感が持てるのです。
特に子供や学生の頃って、箸が転がっても面白いような、今では何が面白いのか分からないことも面白かった記憶があります。
メンバー本人達が楽しんでいるからこそ、同年代はもちろん、彼らよりも上の世代も楽しく見られるチャンネルとなっているのでしょう。
理由②:親のような目線で見守っている視聴者が多い
ちょんまげ小僧が人気の理由2つ目は、親のような目線で見守っている視聴者が多いということです。
メンバーが地元の中学校の友達同士であり、「今の純粋さを忘れずに真っ直ぐ育ってほしい」「悪い大人に利用されないで」という声が飛び交っています。
若くて応援したくなることに加え、変に着飾ることなく地元の方言丸出しで喋るところなど、良い意味で子供らしさを感じますね。
なかには自分の子供時代と重ね合わせるなど、背伸びしすぎない年齢相応の振る舞いを見守る人が多いのもうなづけます。
理由③:編集が面白いと評判である
編集が面白いと評判高いことも、ちょんまげ小僧が人気を得ている理由です。
ちょんまげ小僧で公開されている動画の編集やサムネ作成は、メンバーのナマズくんが担当しています!
- カットのテンポが良い
- BGMや効果音・テロップのセンスが良い
- 構成や企画力が高い
- 冒頭の挨拶などでのエフェクトがレベル高い
- 動画の時間が5〜10分ほどで気軽に見られる長さである
このようにちょんまげ小僧の編集は絶賛の嵐で、大人のYouTuberに見劣りしないと言われているのです。
加えてチャンネル登録者が増える前は、元々スマホで編集をしていたというのだからさらに驚きです!(登録者数が伸びてきて、8月にパソコンを購入したそうです)
編集の上手さは動画の面白さに直結するため、ちょんまげ小僧が人気になった要因であると言えます。
理由④:高いネットリテラシーとモラルを持っている
高いネットリテラシーとモラルを持っているのも、ちょんまげ小僧が人気の理由です。
出典:YouTube
ちょんまげ小僧の動画は公園やゲームセンターなど外で撮影していることが多いため、当然メンバー以外の方が映り込んでしまうことはありえます。
通行人など一般の方が映り込んだ際はモザイクを入れたり、車のナンバープレートを黒塗りしたりと、プライバシーに最大限の配慮をしています。
さらに家バレを防ぐために、家の中で撮影した動画にも自分たち以外にはモザイクを入れているのには本当に感心します。
家の間取りは見る人が見るとすぐ特定できてしまうようなので、自分たちの身をしっかり守ろうとしている点でもリテラシーの高さが伺えますね。
また法律違反にならないよう、撮影前に企画会議をしているとのことです。
出典:YouTube
この意識の高さは、大人も見習わなくてはならないですね!
理由⑤:謙虚で好感度が高い
人気の理由5つ目は、ちょんまげ小僧のメンバー全員が謙虚で好感度が高いことです。
登録者が100万人超えても高飛車になることなく、当初と変わらない温度感で動画投稿を続けていることが要因の1つと言えるでしょう。
ネットリテラシーに通ずる配慮に加えて、言葉の端々から謙虚さが出ていると評判が高いです。
YouTubeに投稿されている動画の内容が「思い出を記録している感じ」と言う点に共感を覚える人も多いです。
自分たちが楽しみながらも、その根底に数々の想いがある点に、賞賛の声が寄せられています。
ちょんまげ小僧のチャンネル登録者数が一気に増えたきっかけはTikTok
ちょんまげ小僧のチャンネル登録者数が一気に増えたのは、実はTikTokがきっかけです。
「ちょんまげ小僧」のYouTubeチャンネルは、2022年12月16日に初投稿されており、大きくバズる半年以上前からチャンネル自体は存在していました。
しかし当初は大きくバズることはなく、2023年7月18日にTikTokを初投稿、YouTubeで出していた過去動画の切り抜きを投稿し始めたらバズり、認知され始めたのです!
以下はちょんまげ小僧のチャンネル登録者数の推移です。TikTokのスタート後、夏休み期間中に登録者数が急増していることがわかります。
(上記図解はNoxInfluencerの情報を元に作成)
なお、TikTokでバズり始める前からYouTube Shortsへの投稿も行っていたようですが、今でこそ再生数が多いショート動画が多数ありますが、当時はバズらなかったのでしょう。
実はTikTokとYouTube Shortsは、バズるまでのアルゴリズムが異なります。
YouTube Shorts | 一定量の動画を投稿したあと、早くて約1ヶ月遅れでバズり始める (おすすめすべき視聴者をAIが学習する期間が必要) |
TikTok | 最初200人にランダムで動画をおすすめし、いいねやコメントなど反応が良ければ、500人→1,000人→3,000人→6,000人→・・・と拡散され続ける |
バズり始めるまでに時間がかかるYouTube Shortsに対して、TikTokは以下のようにいいねとコメントの反応が良い状態が続けば、動画は拡散し続けるという特徴があるのです。
このようにTikTokでは、おすすめした視聴者の反応が良ければ、1,000人→3,000人→6,000人→1万人というように次々と新しい視聴者へ拡散されます。
つまりTikTokは、新規アカウントを含めて全員にチャンスがあるプラットフォームであり、いち早く認知を得たければTikTokの方が効果的なのです。
実際にちょんまげ小僧のTikTokでは、「カメラワークがすごい」などコメント欄やいいね数が伸びている動画が多くありました。
なお切り抜き動画には”YouTube「ちょんまげ小僧」”のテロップが入っていることからTikTokからYouTubeに視聴者が流れ、チャンネル登録者数の大幅な増加に繋がったのでしょう。
YouTubeを伸ばす目的で計画的にTikTokを始めたのだとしたら、かなりの策士ですね!
まとめ|ちょんまげ小僧がバズったのには大きな理由があった!
ちょんまげ小僧のプロフィールと人気の理由について、登録者が一気に増えた理由と合わせて解説しました。
ちょんまげ小僧が人気の理由を調べたところ、大きく以下の5つが挙げられました。
- 等身大で楽しんでいるのが伝わる
- 親のような目線で見守っている視聴者が多い
- 編集が面白いと評判である
- 高いネットリテラシーとモラルがある
- 謙虚で好感度が高い
中学生YouTuberにも関わらず、大人顔負けの動画クオリティとマインドが視聴者に好評であることが分かりました。
また、ちょんまげ小僧はTikTokを始めたことで結果としてYouTubeのチャンネル登録者数も一気に増やすことに成功しました。
性質の異なるYouTubeとTikTokのアルゴリズムを上手く活用した結果ですね!
私も動画を活用して仕事をする際に、両方の特性を活かしながらやっていきたいと感じています。
最後までお読みいただきありがとうございました!